相変わらず「フルサイズ=高画質」神話が蔓延してるカメラ市場。
まぁ、メディアがそう言ってるんだから仕方ない気もする。
「フルサイズはボケが良いよね」
・・・とか物知り顔で語るカメラオヤジ達。
下手したら撮影現場でカメラ女子を見つけたら、
わざわざいいに来る人もいるそうな(笑)
重要なのは焦点距離と絞りによる被写界深度と収差の問題だろう。
この写真は、APS-Cフォーマット、106mm(ズーム)でF4で撮影している。
「風景写真=絞り込む」なんていう都市伝説なんかクソくらえである。
必要な被写界深度をもって立体感を見せるもんだと思っている。
100mmのボケはAPS-Cだろうがフルサイズだろうが同じである。
APS-Cやマイクロフォーサーズのメリットは、
「同じ画角の焦点距離を短くできるからボケを少なくできる。」という点である。
レンズの出来が良ければ、フルサイズよりも1段以上開けられるということである。
この意味が理解できないのであれば、カメラやレンズを語るなかれ!である。
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使用機材:
FUJIFILM X-T1 (製品サイト)
FUJINON XF 50-140mm F2.8 R LM OIS WR (製品サイト)