少し冷えた、纏わりつくような、
湿り気を感じる季節。
湖畔に立つ女の髪を風が乱すのだが。
それが妙に色っぽく、
横顔に微かな哀愁を魅せる。
そして、
冷えた風に抗う密やかな熱情を感じる。
風景や自然に比べると人を撮るのは俗っぽいものだ。
しかし、自然風景とは異なる時間軸の瞬間を捉えるのである。
自ずとアプローチは全く異なる。
私にとってポートレイトの作品にはモデルの微表情が最も重要な要素である。
記事に興味が持てたらポチッとクリック
model : Mari Shimizu
写真が良ければポチッとクリック
撮影機材:
Panasonic LUMIX S1R
中一光学 SPEEDMASTER 50mm F0.95 EF