新製品リリーズが活発になる季節になると、
いつも考えるのが「画質って何?」というところ。
確かにハードウェアの進化からもたらされる画質の向上はある。
解像力であったり、ハイライトやシャドウの描写であったり、
中間トーンの美しさであったり、
手ブレ補正であったり。
しかし、10年ほど前のカメラやレンズであっても高画質な作品は沢山ある。
画質というのは、撮影者による影響の方が重大な要因を占める。
ピンずれ、ブレ(手ブレ補正を超えたブレw)、光の不足、構図の問題。
ハイパワーで速く走れるレーシングカーやスポーツカーに乗れば、
誰でも速いかというとそういうわけではない。
最近の新しい撮影機材は「自動運転機能が向上した」車みたいなもので、
それを使えば、自動運転でカバーできる範囲だけ、ソコソコ撮影できるだけである。
そこに頼り切って撮影していれば、そこそこ高画質?に撮影できるかもしれないが、
撮影者の基礎的レベルが下がってしまえば、
最新機種によって会得したアドバンテージも簡単に無駄になってしまうだけだろう。
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撮影機材:
FUJIFILM X-H1 (製品サイト)
FUJINON XF 35mm F1.4 R (製品サイト)