彼岸花景というのは、色はさながらクリスマスである。
それ以外思い浮かばない配色である。
そして、この朱色と緑色というのが結構曲者である。
ミラーレス使えばライブビューが当然なわけですが、
肉眼で見る色とカメラを通してみる色が全く違うのである。
しかし、
それはフィルムでも同じことで、同じ色を再現してはいない。
もし、完璧な記録を目指すなら、撮影現場で色を合わせつつ現像やレタッチは必要だろう。
そういう意味ではフィルムよりデジタルのほうが再現性は高いはず。
何が言いたいかというと、
撮って出し至上主義的なことを言う方がたまにいらっしゃるのですが、
「カメラメーカーやフィルムメーカーの作った色の上で踊ってるだけですよ?」
と言うことです。
しかし、現像やレタッチというのは諸刃の剣でもあり、
キッチリ色合わせしたモニターと美意識を持った目と現像レタッチテクニックが必要です。
いじくりまくってトーンジャンプや色飽和した写真を出すくらいなら、
カメラメーカーに任せておいた方が100倍良い。
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撮影機材:
FUJIFILM X-S10 (製品サイト)
TTArtisan 50mm F1.2C