歴史はたとえ残酷な事実を含んでいても、
時とともに美しい記憶が残ってゆく。
美しさと共にある残酷な事実は無かったかのように希薄になっていく。
それはきっと残酷な事実というのは感情を伴うものだからなのだろう。
感情は長く続かない泡のようなものだからだ。
人というのは本当に幸せな精神構造をしている。
もちろん、それはそれで良いことだと思う。
人間が正常に生きてゆくには必要な機能である。
「昔はよかったよ」という老人のセリフに一言添えてあげよう。
しかし、
その頃に戻ったら我慢ならないことがたくさんあるのである。
忘れているだけだ。
model : CoCoRo
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撮影機材:
Panasonic LUMIX S5
SIGMA 50mm F1.4 DG HSM |Art