西オーストラリアの森では、妙な植物を見かける。
グラスツリーと言われる植物のようで、帰ってから調べると、
「一年間に1cmしか伸びず、山火事を経験してスパイク(穂)を出し、
その後、焼けこげた幹の先から針のような長い葉を再生するという変わった植物である。」
と記載してあった。
何やら古代から生き延びていそうな植物である。
ん??? 山火事がないと穂を出さないのか?
山火事の多いオーストラリアに適応し、進化が止まったのかも知れない。
中々面倒くさいやつだ。
パースのガーデンショップでは、
人の背くらいのグラスツリーが500ドルで売られているらしい。
ちなみに、新しい場所へ行くと、写真を撮るのはもちろんだが、
観て疑問に持ったことを、
その場で観察して、仮説をたて、推論するのが好きである。
EUCLAのBilbunya Dunesの砂がなぜ白いのか?とか
PINACLESの樹の化石の地面がどうなっているのか?とか
オーストラリアの大地がなぜ真っ赤なのか?とか
グラスツリーがなぜこんな形なのか?とか
当然、調べれば答えのあることばかりだけど、
自分にとって被写体を知ることが重要なのである。
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