TTArtisan (銘匠光学)が最近出し始めた Cシリーズ(APS-Cセンサー対応)の35mm F1.4C に続く第2段。
50mm F1.2C である。これも激安の13,950円(税込)で買えるのだ。
明るさは名前の通り F1.2。どう考えてもポートレイトにどうぞ~というスペックに思える。
35mm F1.4C がかなり良い画質ですから、期待しちゃいますね(笑)
あからさまなポートレイトレンズとは言え、スケジュールの都合、
作品撮りで使うタイミングを逸してしまっているので、我が家のKENさんでテストです。
カメラボディは、使ってなかった機種を整理してゲットした FUJIFILM X-S10 です。
なにげに売れてるカメラです。
レンズを装着したらこんな感じ。格好いいですね!
飼ってる猫とは言え、じっとしてないのでマニュアルフォーカスはピントとの戦いです(笑)
F1.2は正直ピントの自信がなくて弱気のF2です。ピント面が結構シャープに入ります。
次にF1.4で撮影。これもピント面がいい感じで、ボケにくい接近した距離の背景も緩やかにアウトフォーカスしてます。
ここでまた座っちゃった(カメラ構えてると落ち着きがなくなります)のですが、KENさんがいい感じのポーズ(笑)
・・・なんですけど、部屋干しの洗濯物がぁ…(猫ルームは洗濯物の部屋干し場所)
大口径って事もあるし、逆光に強いってことはありませんけど、CPの高さは特筆モノです。
純正のレンズに比べるとパット見で受ける印象はフィルム的な写真に仕上がること。
しっかり解像力はありますが、エッジの緩やかな描写がそういう印象になる様です。
コンパクトなレンズなので周辺減光が多そうなイメージですが意外に周辺減光は強くなくて、
現像時に周辺減光を増やしてるくらいです(笑)
ピントリングや絞りリングの操作感に品質感がありますし、価格も安いし、買っといて損はないですね。
前にも書いたと思いますが、AFでサクサク撮っていくのも良いですけど、MFで一枚一枚丁寧に撮るのも良いです。
MFで撮るとピントの失敗が確実に少なくなります。(AFだとカメラに任せちゃいますからね)
フィルムライクな仕上がりを撮って出しできるレンズって結構良いもんです。
あ、F1.2で撮ってない。 (KENさんコタツの中で寝ちゃってる)