少しずつ秋の気配が感じられ、
雨が降りそうな般若寺の静寂。
歴史を刻んだ石仏の足元に、刹那的に彼岸花が咲く。
ざらついた石の質感と、燃えるような朱赤の対比は美しい。
「南無大師遍照金剛」の文は、人々の信仰そのものである。
彼岸花は「また会う日を楽しみに」という花言葉を持つと聞いた。
秋の哀愁を漂わせながらも、自然の強い生命力を魅せてくる。
現世と常世の距離が近くなる彼岸の頃。
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撮影機材:
FUJIFILM X-T4
Carl Zeiss Touit 2.8/50M
