
model : HARUKA
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砂丘という環境で、モデルを配置する空間の構成と質感描写について考えてみる。
・空間と構図
画面の右下に被写体を寄せる、左上に向けて大きな余白を残す構図とする。
この配置は、単なる人物ポートレートではなく、環境の持つスケール感を見せる。
ドレスの広がりが画面右側への動線を作り、モデルの視線と身体の軸を逆方向へと向けて、画面全体にバランスを持たせる。
・光と階調表現
全体がフラットになる拡散光(つまり曇り)の条件で撮影を行っている。砂丘のなだらかな傾斜に影を作らず、微細な起伏を滑らかに描写することが可能となる。モノクロームの描写でドレスの暗部から空の明部まで、白飛びや黒潰れを起こさないトーンの維持を容易に行える。
・質感とコンセプト
均一な砂の質感に対し、ドレスの薄い生地が見せるドレープや透け感という、異なる質感を構図に共存させる。ドレスの揺らぎと、背景を構成する自然の静寂さを対比させ、ストーリー性と非日常的な世界観の表現を狙っている。
