これは、レンズの味とモデルとロケーションに頼り切った撮影である(笑)
そういう意味では写真家は常に何かに頼っているとも言える。
カメラがなければ撮ることもかなわないし、レンズもそうである。
モデル使うならモデルがいなきゃならないし、ロケーションも同じだ。
結果として二次元に落とし込む写真という作品媒体は、
肉眼に見えるものとは異なる表現を用いることも多い。
被写界深度もその一つだけど、
近眼の私はメガネを外すと視野全体がボケるから結構リアルかもしれない。
しかし、私の目は性能が悪く不等非球面なので、
何重にも見えてしまうので美しくボケているわけではない。
ちなみにこの 中一光学 SPEEDMASTER 50mm F0.95(EF) はこの明るさとして激安のレンズ。
某N社の出す F0.95レンズは凄まじい価格と聞くが、まさに神の領域である(笑)
絞り開放時の収差を心配する人がいるかもしれないけど、想像より遥かに収差は少ないし、
結構ピントの芯も明確でMFでのピント合わせも慣れれば簡単。
浅い被写界深度というのは、便利なもので余計なものをボカして引き算することが出来る。
これは構図作成する上で「妥協してフレーミングしなくていい」という意味でもある。
これは作品撮影する時にとても大きなレンズファクターである。
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model : Mari Shimizu
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撮影機材:
Panasonic LUMIX S1R
中一光学 SPEEDMASTER 50mm F0.95 EF
GODOX AD200